癌と難病

最初の記事が自分の病気に関するものだということに大きな意味はない。偶然というものだ。ただ、いまかかっている病気が軽いものでもないことは事実だろう。

  1. 大腸癌 肝転移 リンパ節転移 肺転移 骨転移、いわゆるステージIVだがピンピンしている。最初に発覚したのは年に一度の検診で、便潜血が認められて大腸内視鏡検査を受けたときのことだった。良性のポリープにまじって癌が見つかった。手術することが決まってさらに検査を受けたら、肝臓への転移が見つかった。いずれも外科手術で切除。しばらくはなんともなかったので経過観察だけだったが、のちになってリンパ節への転移が見つかった。これに対して抗がん剤による化学療法が始まった。そうするうちに肺に転移、また骨(胸椎)にも転移。骨転移には放射線治療を受けた。
  2. 特発性大腿骨頭壊死症 これは大腸癌よりも前に罹患した。おそらくステロイドの副作用で、両方の股関節が壊死して collapse が進行した。まず右股関節を人工関節に置換し、何年もたって、左も人工関節に置換した。http://www.nanbyou.or.jp/entry/160
  3. 特発性血小板減少性紫斑病 昨年末、化学療法のための血液検査で血小板の数が少ないことが判明して、この病名がついた。出血したときに血液が凝固しにくいので注意が必要。化学療法を継続するためにも治療が必要だ。http://www.nanbyou.or.jp/entry/303

面倒な病気ばかりだが、とりあえずピンピンしている。特発性大腿骨頭壊死症と特発性血小板減少性紫斑病は指定難病である。